自己満の味噌煮

小説書く。難しい。

2016-01-01から1年間の記事一覧

男達の晩餐

※キャラ崩壊 「ああああぁあぁああぁ……」 一人の男がえらく長く、そして情けない声を出した。 その声の主はダハブ。くすんだ灰色の髪に隻眼隻腕の男だ。 渾名は「不審者」「ストーカー」「半裸」などがある不憫な男だ。 しかし反応が面白いのだから仕方がな…

四面楚歌の男と一人の女

腹立だしい限りだった。 終わらぬ紛争、過激化する宗教、血濡れる大地。 自覚している自身の短気は、全てに腹を立てそして全てを呆れに変えていった。 俺の目的。あのヤドの野郎の一行を止める、そして俺が宗教や権力を全てストップさせてやること。 頭では…