自己満の味噌煮

小説書く。難しい。

私達は。

「私達には好きに死ぬことすら許されていない」姉のような存在の口から出た言葉は驚くようなものではあったが、何故か自分はその事実が簡単に自分に染み込んで理解できてしまった。“私達には好きに死ぬことすら許されていない”私と姉には確かに主がいて、私…

神の苦悩

「神は夢を見ないと言います」「そうだね」項垂れたまま真っ白な椅子に座る新人に、紅茶を注いだカップを差し出しながら答える。普段は天界での作業の担当じゃない私が何故此処にいるか。それは、この子が理由だった。第二の感情神であり、特に新人である彼…

それはまるで天国へ帰る天使のようで(未完成)

あ、あ、と自分の隣にいる親友は言葉にならない小さな声を発していた。 そんな親友の虚ろな目は大きく見開かれ、目の前にあるものをじっと見つめて大粒の涙を流していた。 第三者から見たら異様な光景だろう。 村の真ん中、磔にされ燃やされた女の子の残骸を…

World tree is me. -3-

それから、一晩経った。 バックスからの連絡でカニーナの安否、故郷の状況を把握することは出来た。 本当ならもうこの頃には次の町には着いていただろうに…などとも考えたが、こればっかりは仕方がなかった。 やっと出発という頃、ロビーに可笑しいくらいに…

男達の晩餐

※キャラ崩壊 「ああああぁあぁああぁ……」 一人の男がえらく長く、そして情けない声を出した。 その声の主はダハブ。くすんだ灰色の髪に隻眼隻腕の男だ。 渾名は「不審者」「ストーカー」「半裸」などがある不憫な男だ。 しかし反応が面白いのだから仕方がな…

四面楚歌の男と一人の女

腹立だしい限りだった。 終わらぬ紛争、過激化する宗教、血濡れる大地。 自覚している自身の短気は、全てに腹を立てそして全てを呆れに変えていった。 俺の目的。あのヤドの野郎の一行を止める、そして俺が宗教や権力を全てストップさせてやること。 頭では…

恋心と一進一退

好きな人の場所へ向かうまで、軽々と動く足。 それでも目の前になると、重々しい言葉と動かない口。 たまにじっと見つめていると、吸い込まれそうになったり 頑張って触れてみると、意外と近かったり。 彼との距離を測るのは、怖いけれど楽しい。 恋っていう…

全部壊した男

手を結んで、開いて。繰り返す。 手はちゃんと残っていた。 起き上がろうと下半身に力を入れる。 足もちゃんと残っている。 姫と目を合わせようと振り向く。 姫はもう何も残っていなかった。 またこの世界に生を受けたが、やっぱりこの夢ばかり見る。 帝都が…

地下に隠された決意の文書

森の中での生活、コーラルとの家事当番、町との交流。 何もかもがいつまでも一緒、彼女と会ってからも一緒。 ちょっとトラブルがあっても一緒、どんなに苦しくても一緒。 ずっと一緒だったものが最近崩れ去った。 コーラルが死んだ。町でもたくさんの人が死…

執念深く愛を求める

「飽きないなぁ、ヤスラ」 町から離れた、吹雪で荒れる氷山の上。 遠い世界から、此処まで来てしまった部下(弟子でもいいかもしれない)の執念深さにため息が出そうになった。 彼はいつもの目つき、まるで敵でも見ているかのような睨みつけ方で此方を見つめて…

七夕だぞ!全員集合!!

ジェダイト「……ってことで、貴様等、願い事を書け」 スピネル「上からッスね!?」 ネフライト「皆さん分、ありますよ~」※此処から願い事の乱立ッ!!~しぐれっど・みどないと・いのまい組~ ジェダイト「ロベリアと居られれば何も要らんな」 ネフライト「…

愛し君と狂った空間

気分良く、心地も良く、堕落する。 働き詰め、人の為に働き、あの世へ逝く。 __もういいと気付いた。そんなことをせずとも、良いのだと。 俺が働くのは、人の為に力を使ったりするのはお前の為だけで良いんだと。 「愛し君と狂った空間」 柔らかなソファを…

World tree is me. -2-

船を降りてから、私は少し観光をしてみた。 マントを買い、“チコート”と呼ばれる甘ったるくも美味しい温かな飲み物も買った。 街から離れた公園のベンチに腰を下ろして一つ息をついた。 温度が高いものが嫌いだったのに此処では真逆で、温かいものは大切だ。…

World tree is me. -1-

私の出身地と違い気温は低く、寒空が広がっている。 口を開けばほわりと白くなって浮く息は魔法のようで、消えていくそれをぼんやりと眺める。 この大きな新型の船に乗る人々は多いが、雪という小さい塊がちらついて凍えるような寒さの外に出る者はあまりい…

笑った科学者

最近、この世界には穴が開く。 神様が怒っているのか、それとも天変地異か何か。 あまり神様を信じない私は、本当は来ない筈の依頼者をその穴からじっと待つ。 私は依頼者に、笑う。 笑った科学者 「師匠、今日も誰か来るの?」 「さぁ、ねぇ…」 最近近くに開…

ケージとサッキアイコン

大人サッキだが童顔のせいであまり変わらない 箱ドット 猫の日でしたね ついったアイコン用ですあばば 科学者Kさん 大きいプロフ用 小さいプロフ用 でかいサッキはついった用です サッキアイコン一個足りなかった…

20代エオニオアイコン更新した

こうも並んでると何か嫌ねw

これまたタワムレガキ用

やっと綺麗だよ多分 プロフィール?用です ちょっと汚いけどかこうばーじょん

タワムレガキ用

取り敢えず一つ

存在理由と弟子のお話

「この方は、きっと幸せだったろう」 先生の口癖。「この方は、優しい人だった。そちらは、勇ましい人だった。」 先生は、会ったこともない人のことをよく知っていた。 「よく、頑張りました」 先生は、知らない人の頭を撫でた。 とても穏やかな表情で。 そ…

いのまいについて

ソ「書きたいとこもあるけどごたごたして書けない」 ジ「おう」 ソ「今は書かない」 ジ「おう」 ソ「またちゃんとリメイクしたときにする」← ジ「おう…無理だろそれ…」 ソ「でももういのまいネタバレし過ぎて面白くないよ…」 ジ「…好きにしろよ…で、どうすん…

とある女神の絶望計画~リタルダンドの情~

許せなかった。 どうしても、どうしても。 ヒトの命が遊びに使われるのが 優しいヒトが失われるのが。 とある女神の絶望計画 ~リタルダンドの情~ 『人に対して情を持った神は堕落する。』 俺がずっと守り続けてきたこと。 皆、心で言い続けた言葉。 この言…

MarineBlue“落厭症” Re:port1

昔々、海の底に大きな大きな都市があった。其処はとても平和で、皆仲良しだった。そんな都市が、今でも残っているらしい。 Re:port1 「誰も知らない場所へ」 「シロニリア、いつも有難う。簡単な物だけど…」 「まぁ!“ハナ”じゃない!高かったでしょう?嬉しい…

蝉が鳴く日の憂鬱

彼が此処に帰ってくるのは本当に珍しい。 二つの身体を所有してる為、彼は忙しいのだ。 久しぶりに帰ってきた彼、蝉尽火様はとても憂鬱そうだった。 何時も明るく、煩いくらいの彼がそんな様子なのは珍しい。 明日の下界は雪が降るんじゃないか? そう言えば…

Innocent mind 40 「不穏な暗黒の場所で」

~ブリキの初代語り人~ 「…可笑しいですね。」 私は落ち着かない人達に囲まれて逆に落ち着かない。 いつも私の膝の上に居たモデウール君も、珍しく居ない。 此処は辺りが真っ黒で其処まで遠くに行けない様に見える。 しかし此処はとても広く、何処までも行…

新キャラ(小説に出すかは未定)

ヴィ・ジェミト 男 24歳 身長180cm 種族 透怠族 (透怠族とは…身体を良い様に捻じ曲げたり、伸ばしたり、縮ませたりできる。種族の外見的な特徴は、顔から首にかけてついている不思議な模様) 性格 頭が良く活発的。 明るく平等に接そうとする男性。 外見がと…

Innocent mind 39 「赤、紅、朱、緋?」

~軌道に乗る洗礼者~「馬鹿かお前は!!」案の上、私はテスカに怒鳴られた。だよねぇ…やっぱり洗礼神がそんなんじゃ駄目だよねぇ…。私が甘ったれていたようだ。トホホ…。さっき私とテスカは再会を果たせたけれど…相談したらこの様だ。「良いかよく聞け。お前…

科学者はあの時の思い出を思い浮かべたのだろうか

「有り得ない有り得ない有り得ない…」 メデューサという非科学な存在であり、科学者であるメキは大きな画面の前で何やらぼそぼそと呟いていた。 その表情は尋常じゃないほどに苛立ちに染まっていた。 その姿を、研究所に居た者達はぽかんと見つめるだけだっ…

書くことないな。

今日夜桜見に行くよ! てかブログの記事書くの難しいwww 一回消えたかと思ったww

何だこれはw((

変なところ押しちゃってブログにたどりついたww これも色々できるようなのでやっていこうと思います! …こっちを日記にしちゃってダイアリーで小説を書こうかと思っていますw