自己満の味噌煮

小説書く。難しい。

2017-04-10から1日間の記事一覧

それはまるで天国へ帰る天使のようで(未完成)

あ、あ、と自分の隣にいる親友は言葉にならない小さな声を発していた。 そんな親友の虚ろな目は大きく見開かれ、目の前にあるものをじっと見つめて大粒の涙を流していた。 第三者から見たら異様な光景だろう。 村の真ん中、磔にされ燃やされた女の子の残骸を…

World tree is me. -3-

それから、一晩経った。 バックスからの連絡でカニーナの安否、故郷の状況を把握することは出来た。 本当ならもうこの頃には次の町には着いていただろうに…などとも考えたが、こればっかりは仕方がなかった。 やっと出発という頃、ロビーに可笑しいくらいに…