自己満の味噌煮

小説書く。難しい。

MarineBlue“落厭症” Re:port1

昔々、海の底に大きな大きな都市があった。

其処はとても平和で、皆仲良しだった。

そんな都市が、今でも残っているらしい。








Re:port1 「誰も知らない場所へ」











「シロニリア、いつも有難う。簡単な物だけど…」
「まぁ!“ハナ”じゃない!高かったでしょう?嬉しいわ…」

海底都市に住む者の中に、一つの温かい家庭があった。

学者のコノシェンツァ、その妻のシロニリア、そして愛する子供のヨンとネッセ。
海底じゃなくたって、何処にでもある優しい家庭だろう。
しかし、運命からは逃れられない。
この運命を、温かい家族が、知る由もない。







~海底学者~

「…シロニリア、寂しいかい?」
「そんなこと無いわよ?」
「そう?」
「冗談。凄く寂しい。早く帰って来てね」
「あぁ、分かってる」

隣で優しい笑顔を浮かべる妻。
俺は、幸せ者だ。
この幸せが何時まで続くか分からないけど俺は、この幸せを誰かに壊させたくない。
ずっと守っていたい。


俺は海底都市に住んでいる、学者という職業だ。
やっと時間が取れて一人で“リク”に行くことになった。
家族と長い間会えないが、シロニリアが居るしそんなに不安ではない。
シロニリアはああ見えて、しっかりしているからね。

今回俺は“リク”に行き、誰も見たことがないと言われた『らくえん』を探しに行く。

らくえん』を探して旅に出た者の結果はこれまで二通り。
何も見つからずに帰ってくるか
らくえん』に行ったのか道中で亡くなったかで帰って来なくなった。
俺はどちらにもならないようにしたい、いや、しようと思っている。
俺は道中でレポートを取りつつ『らくえん』に辿り着き、そして『らくえん』がどんな場所かを確認して帰る。
それが今回の俺の旅の目的だ。


色々考えていたら、段々眠くなってくる。
明日は朝が早い。もう寝よう。
隣で寝ているシロニリアや子供達の顔を少し眺めてから、俺は眠りについた。







report…1 結論

・フェクト家登場
・『らくえん』について公開


後書き

やっぱ小説楽しい←←←
今回はちゃんと、シナリオ、練ったよ…
(此方は死ぬとか少なめになっちゃってると思われる)





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